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いま、福田甲子雄の俳句を勉強している。読んで行くと、山梨の「風土」を詠んだ俳人と言われるだけのことはあるが、それ以上に「土地の人や家族」・・・つまり人事を詠んでいる。そして、それは昔の「大家族制度」の香りを運んでくれる。 平成17年に亡くなったが、術後の小康を得たころ、敬愛する飯田龍太が見舞いに来てくれた。そのときの一句はすばらしい。師弟愛をわずか17音でこんなにも見事に詠んだ句を私は知らない。 わが額に師の掌おかるる小春かな 意識が混濁してくることもあった。そんなとき詠んだ一句、 春の空わからなくなる妻の声 は、哀しい。奥さんの亮子さんにも会ってお話し聴いた。満州での苦労、子らの成長、龍太や同志広瀬直人現「白露」主宰や愛弟子たちのこと・・・近く発表できることを願っている。 |
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