岩淵喜代子句集『白雁』

岩淵喜代子さん(「ににん」代表)の第5句集『白雁』を鑑賞した。落ち着いた写生の中に作者の感情の襞がかすかに隠されていそうな句に惹かれた。

007 初夏や虹色放つ貝釦
014 藁屋根の藁の切り口夏燕
021 耳飾り外す真夜にも海猫啼けり
022 海月浮く神父は今日の祈り終へ
028 箸置きを据ゑて箸置く薄暑かな
035 七曜のまたはじめから冷素麺
039 昼も夜もあらずわれから鳴くときは
043 九人に箸わたりたる鮎の宿
055 出航のあとは海月のたまり場に
096 神主の数へてゐたる青瓢
126 梟に隣をいつも空けておく
139 決闘の足取りで来る鷹匠は
163 遠い田を沖と呼んでは耕せり
196 恋猫のために踏切り上がりたる

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