テーマ:岩淵喜代子

岩淵喜代子著『二冊の「鹿火屋」-原石鼎の憧憬』を読んで

 岩淵さんの『二冊の「鹿火屋」』(平成26年10月、邑書林刊行)を読んだ。「原石鼎の憧憬」という副題がついている。これを書かれたのは、俳誌「鹿火屋」に特別な二冊があることを知った氏が、そこに尽きない興味を覚えられたからである。  特別な「鹿火屋」とは、昭和16年10月号(第266号)と、同17年1月号(第269号)…
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more

宮本郁江句集『馬の表札』共鳴句抽出

 宮本郁江さんから句集を戴いた(東京四季出版、平成26年6月刊行)。宮本さんは岩淵喜代子さんの勧めで「鹿火屋」に20年前に入会。現在「ににん」同人。序文は岩淵喜代子「ににん」代表。  ご自身の選句として次の12句が掲げられている。   馬小屋に馬の表札神無月   水汲めば袖口濡れる秋桜   城山へ石榴…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

岩淵喜代子句集『白雁』

岩淵喜代子さん(「ににん」代表)の第5句集『白雁』を鑑賞した。落ち着いた写生の中に作者の感情の襞がかすかに隠されていそうな句に惹かれた。 007 初夏や虹色放つ貝釦 014 藁屋根の藁の切り口夏燕 021 耳飾り外す真夜にも海猫啼けり 022 海月浮く神父は今日の祈り終へ 028 箸置きを据ゑて箸置く薄暑かな 035 七…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more