テーマ:攝津幸彦

仁平勝著『露地裏の散歩者』を読んで

 仁平さんが表記の攝津幸彦論を刊行された(巴書林、平成26年5月)。  夭折の攝津幸彦の難解な句を読み解く鍵を提供してくれている。性急な要約は間違いのもとになるかも知れないが、この書の冒頭の部分で言っていることは次の通りであろう。 1、攝津の句は伝統的俳句の原則を忘れて読む必要がある。彼は師を持っていなかった…
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恩田侑布子評論集『余白の祭』

恩田さんが評論集を刊行された。目次を見て、興味津々のところから読み始める。まだ全部読み終わっていないが、とにかく面白いので2,3の感想を書かせていただく。 私が好きな作家、高屋窓秋、攝津幸彦あたりから読み始めた。歯に衣着せぬもの言いに、快哉を叫びたくなる。 第5章の攝津幸彦の部分は、「唯識の自己八識」の「深層の自己」と攝…
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『続々俳人探訪』上梓・・・攝津幸彦・田中裕明・佐藤鬼房・寺田京子・柴田白葉女・神生彩史

『俳人探訪』の続々編を上梓致しました。平成23年8月4日付けです。 帯文は、高野ムツオ先生に書いて戴きました。 文はペンと知識のみで書くものではない。 足を運び、人に触れ、五感を総動員して書くものだ。 栗林浩のエッセイに糒(ほしいい)のような深い味わいが湛えられているのは、その確たる実践の裏付けがあるからだ。       …
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入門ー攝津幸彦と田中裕明

「円錐」46号平成22年秋号(澤好摩代表)に、表記表題の拙稿が掲載され始めました。冒頭の部分のみをここに掲げます。ご興味のある方は、澤発行所(〒136-0074東京都江東区東砂8-23-11澤方)へどうぞ。  夭折したふたりの作家のことが私の脳裏から離れない。攝津幸彦と田中裕明である。ふたりのことを知るために、まずその代表作を七句…
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